セブ留学へ英会話が全くできないアラサーが1ヶ月行ってみた。結果どうなった?

アラサー男子、1ヶ月セブ留学に行く

筆者は2016年に30歳を迎えたアラサー男子です。

中学、高校、大学まで英語の授業を受けており、英単語や文法についてはそれなりに把握していたつもりです。
高校生の時に英検3級には受かっていました。

ただ、英会話には全く自信がありません。
英語を聞き取って意味を理解することは、ほとんどできない状態。
また、自分の言いたいことを英語で口にすることも苦手です。

おそらく、私は日本人としては一般的な英語レベルだと思います。
そんな私が2016年の11月にセブ島での語学留学を経験しました。

1か月の留学を終えて、どうなったと思いますか?

英語ペラペラまでにはならなかった

皆さんが一番気になるであろう英語力。

1ヶ月の留学期間を終え、英語ペラペラになって日本に帰ってくることができたかというと・・・そう上手くはいきません。
私の感覚としては、徐々に英語を使うことに慣れ始めてきたくらいで帰国となった印象です。

私はセブ島留学で、1日に6コマ(1コマ50分)のマンツーマンレッスンと2コマのグループレッスンを受けていました。
また、自由参加のナイトレッスン(1日2コマ)という特別授業にも、7割ほどは参加していました。
そのほか、授業によっては課される宿題や、翌日の授業の予習にも取り組みました(1日1~2時間ほど)。

留学中は多くの日で1日10コマの授業に出席し、授業外でも1時間以上の学習をしていたわけです。
決して怠けていたわけではないと思っていますが、英語が使いこなせるようなレベルには至っていません。

もちろん、勉強に取り組む意識やセンスの差、勉強方法などによって、個々も伸びは異なるでしょう。
ただ、全く英語を喋れない人がペラペラを目指すのであれば、1ヶ月という期間では短すぎます。

しかしながら、私の場合は語学学校入学当初と1か月後を比べると、到達度テストによって全体的な英語力が上がっていたことは確認できました。
1ヶ月は短いと思いますが、もっと長い期間セブ島で英語を学んでいれば、更なる英語力の向上が見込めたと思っています。

英語でコミュニケーションをとることに慣れた

1ヶ月では英語はペラペラにはなりませんでした。
しかし、外国人と話せるようにならないまま日本に帰ってきたのかというとそうでもありません。

セブ島留学では、日本人以外の人と英語でコミュニケーションをとる場面がたくさんありました。

毎日のようにフィリピン人の先生からマンツーマンで英語を学ぶ日々。
語学学校のフロントに日本人スタッフがいなければ、外国人スタッフに英語で話しかけることもあります。
ショッピングや食事に出かければ、英語で店員さんと話します。
タクシーに乗る際には、英語で行き先を伝えたり料金交渉を行います。
日本人以外の生徒とコミュニケーションをとる場合は、英語を使います。

そんな環境で生活をしていれば、英語で話しかけること・英語で話しかけられることに免疫ができてきます。

私は留学前は、外国人とのコミュニケーションにビビっている部分がありました。
英語が喋れない・英語を聞き取れないため、英語を使われることだけで戸惑ってしまうため、できれば避けて通りたいと思っていたのです。

そんなメンタルバリアが、セブ島留学を経験したことで無くなりました。
その理由として、キチンとした英語ができなくてもコミュニケーションが成立する経験したからというのがあります。

授業中、決して正しいとは言えない生徒の発する英語であっても先生は理解しようとしてくれます(先生はそれも仕事の1つではあるのですが)。
先生以外であってもジェスチャーや単語を繋いだだけの英語で、こちらの意図が伝わることも珍しくありません。
お店の店員さんなども若干困った表情を浮かべつつも、それなりの意思疎通を図ろうとしてくれました。

相手の言っていることの一部分しか聞き取って理解できなくても、なんとなく言っていることは想像できることもよくありました。
また、簡単な表現に言い換えてくれたり、時にはジェスチャーや文字などで伝えようとしてくれる人もいます。
言葉に加えて、様々な要素も頼りにすることで、それなりの意思疎通ができることもあるのです。

このような経験を積み重ねると、「なんとかなったから大丈夫」と考えるようになり、低い英語力であっても英語でのコミュニケーションをとることが気にならなくなります。

もちろん、現状は相手の親切頼りでコミュニケーションが成立している部分が大きいので、それに甘えずにキチンとした英語を使えるようにはなるべき。
言葉だけでもスムーズなコミュニケーションを取ることができるように、自分の英語力を上げていかなくてはいけないと思っています。

しかし、練習を積み重ねなければ英会話はできるようにはなりません
下手な英語でのコミュニケーションをとることは、誰だって通る道だと思います。

留学を終えた今の私は、日本で外国人に英語で話しかけられても、緊張したり驚いてアタフタすることはないでしょう。
しっかりと相手の言う事を聞き取れるか、それに対して適切な回答をできるかは別問題ですが・・・。

留学中に痩せた

私は留学後に体重をはかってみたら、5キロ以上落ちていました

だからといって、「セブ島留学にダイエット効果が期待できる!」と主張したいわけではないですよ(笑)。
どうしてこんなに体重が落ちたんだろうと考えてみたら、いくつかの理由に思い至りました。

まず、留学中に喉やお腹の調子が悪くなったり、疲れを感じたりといった体調不良を起こしたことです。

セブ島留学では、環境の変化によるストレス、1日10時間以上の英語学習、食事の合う合わないなど、体調を崩しやすい要因が存在します。
私はそれほど大きく体調を崩したわけではありませんが、この辺りが体重が落ちた理由の1つだと考えています。

2つ目がマリンアクティビティやジムに行ったことです。

セブと言えばきれいな海。
毎週のように週末は海へ遊びに行っていました。
海で泳ぐこともあったので、けっこうな運動になっていたと思います。

私の行った語学学校ではスポーツジムが用意されていました。
私はジムにも頻繁に通ってランニングマシーンなどを使って運動していたのです。
外出しなければ娯楽は少ないため、「ジムに行こう」と考えやすかった面があります。

また、語学学校では規則正しい生活が送れることです。
留学中は、朝食の時間に合わせて起床、決まった時間に食事、遅くなりすぎない時間に就寝といったサイクルの生活が続きました。
私は日本ではやや不規則な生活をしていたため、1か月間の規則正しい生活が体に好影響を与えたとも思います。

セブ島留学での生活は、日本での生活とは少なからず異なります。
そうなると何かしら変化が起こるもの。
私の場合にはセブ島での生活による変化が体重減という形で現れたのでしょう。