【注目の留学先】フィリピンの基本情報 どんな国かを押さえておこう!
フィリピンってどんな国?
近年、英語を学ぶための留学地として注目を集めている国・フィリピン。
フィリピンは英語を公用語としており、留学先としては欧米の英語圏と比べて授業料や滞在費が格安で、さらにマンツーマン授業がメインであることなどが、注目されている理由です。
日本と同じアジア地域に属するフィリピンですが、フィリピンについてあまり詳しくは知らないという人も多いと思います。
留学云々の前に、まずはフィリピンの基本情報を確認しておきましょう。
国名・首都
正式名称は、フィリピン共和国(Republic of the Philippines)。
日本では主に「フィリピン」と呼ばれています。
ちなみに、日本では「フィリピン」と発音していますが、英語だと「フィリピンス」に近い発音になります(英語スペルの最後に「s」が付いていますよね)。
首都はマニラ。
マニラを中心とする首都圏はメトロ・マニラと呼ばれています。
場所・大きさ
フィリピンは東南アジアに位置し、7,109もの島々を持つ島国です。
日本から見て南に位置し、東京とマニラ間の距離は約3000キロ。
直通便の飛行機なら4時間ほどで到着します。
日本との時差は1時間(日本より遅い)で、フィリピン国内で時差はありません。
フィリピン全体の大きさは299,404平方キロメートル。
日本の約8割の面積です。
7,109もの島を持つフィリピン。
首都マニラは面積の最も大きいルソン島にあります。
人口
約1億98万人(2015年)
言語
フィリピンの公用語はフィリピン語と英語、国語はフィリピン語です。
また、島国であるフィリピンは地域によって異なる80前後の言語が存在し、地方によって日常で使われる言語が異なります。
フィリピン人の母語は、それぞれが生まれ育った地域の言語になります。
通貨
フィリピンではペソ(PHP)とセンタボ(C)という通貨が使われています。
※センタボは補助通貨
1ペソ=100センタボです。
硬貨は7種類(1C、5C、10C、25C、1P、5P、10P)。
紙幣は6種類(20P、50P、100P、200P、500P、1000P)。
なお、2017年1月10日頃の円との為替レートは1ペソ≒2.3円ほどです。
気候
フィリピンは高温多湿の熱帯モンスーン型気候です。
平均気温は26℃~27℃。
年間を通して大きな差はありませんが、4月5月が比較的暖かく(平均約29℃)、12月~2月が比較的寒い(平均約26℃)傾向にあります。
また、標高の高い一部の地域では、朝夕の冷え込みます。
季節は雨季(6月~11月)と乾季(12月~5月)に分けられます。
雨季では1日の中で局地的に雨が降る時間帯がある日が多い傾向にあります。
また、この時期にはマニラ周辺を中心に台風の通り道となることも珍しくありません。
乾季は雨季と比べて雨が少なく、やや涼しくて乾燥した季節です。
とはいっても日本の初夏ほどの気温にはなりますが、比較的過ごしやすい時期です。
ちなみに、地域によっては雨季と乾季の差が明確でないこともあります。
服装
年間を通して温暖なフィリピンでは、基本的には日本の夏服にあたる格好で過ごせます。
街中のフィリピン人のほとんどは半袖やタンクトップといった格好をしています。
日差しの強い日が多いので、屋外での活動が多い場合は日焼け・紫外線対策が必須です。
また、ショッピングモールやタクシーの中などは、かなり冷房が強く効いています。
室内と屋外の温度差が激しい場合もあるので、体調を崩さないようにカーディガンや長袖も用意しておく方が無難です。