留学でセブ島へ来て驚いたこと ネガティブ編
- これからセブ島留学へ行く人
- 悪い情報も入れておきたい人
- リアルなセブを知りたい人
目次
日本とセブのギャップはあります
語学留学で注目のセブ島。
異国の地であるセブ島での留学生活中には、日本では見かけない光景を目にすることも少なくありません。
そこで本記事では、約1ヶ月セブ留学していた筆者がセブ島でネガティブな意味で驚いたことを紹介します。
ネガティブな情報が入るとセブ島留学へ行く気が薄れてしまうかもしれませんが、実際にセブ島に滞在すると少なからず日本とのギャップを感じます。
悪い情報も把握して、心の準備をしたうえでセブ島へ足を運んでください。
ショッピングモールで手荷物チェック
セブ島のショッピングモールでは、入店する際に手荷物チェックを受けることが多いです。
店舗の各入り口にセキュリティガードが配置されており、入店の際には持参のバッグの口を開いてセキュリティガードに確認させなくてはなりません。
手荷物チェックといっても、セキュリティガードがバッグの中を軽く覗く程度のもの。
ちゃんと中が見えるようにバッグを開いて見せていれば、立ち止まることすらなく終わります。
人入りの多い時間帯になると、手荷物チェックがあるため行列ができることもありますが(笑)。
日本のショッピングモールでは手荷物チェックされることはないため、最初は「えっ?」と思うでしょう。
セブ島のショッピングモールはしっかりと警備している半面、手荷物チェックの必要性があることにセブ島の治安面での不安を感じさせます。
ちょっと危険な交通マナー
文化や法律の違いもあるでしょうが、セブ島の交通マナーは日本と比べると緩い・いい加減に感じます。
ノーヘルで走っているバイクも珍しくありません。
ジプニーという乗り合いバスのような乗り物で、車体外側に掴まるような形で乗車している人もチラホラいます。
このような光景を見かけたことは何度もあり、日本ではNGの自動車の乗り方がある程度許容されている部分があるようです。
また、歩行者側の行動にも危険を感じることもありました。
セブ島の市街地は車の通りが多く、片側複数車線の道も少なくありません。
そのような道路で車の切れ目を見計らって横切る人が結構います。
かなり強引なタイミングで道路横断を始める人もいるため、タクシーに乗っていて、歩行者が急に道に飛び出してきたと感じるような場面に遭遇することもあり得ます。
ちなみに、この背景には横断歩道や歩道橋のような歩行者が道路を横断できる場所が少ないという事情もあるようです。
トイレットペーパー流すのNG
セブ島に来ると日本のトイレ設備のハイレベルさを実感します。
セブ島のトイレはトイレットペーパーを便器に流してはいけないことがほとんど。
配水管が細かったり、水圧が弱いため、トイレットペーパーを流すと詰まってしまう可能性があるのです。
多くの場合、便器近くにゴミ箱が置かれており、おしりを拭いたトイレットペーパーはその中に捨てることになります。
日本ではトイレットペーパーを便器に流すので、日本人にとってはそれが当たり前の行動になっています。
そのため、セブ島ではトイレットペーパーを流すのがダメだとわかっていても、留学生活開始直後はうっかりトイレットペーパーを便器に入れてしまうことも珍しくありません。
なお、日本ではウォシュレットが付いているトイレがかなり多くなってきましたが、セブ島でウォシュレットは見かけることはないと思ってよいでしょう。
治安面の不安、テロへの警戒が必要
世界屈指の安全大国である日本に比べると、フィリピンのセブ島は安全とは言えない場所です。
外務省が公開する海外各地域の安全情報によると、フィリピン国内の各地域の危険度は最低でも「危険度レベル1(十分注意してください)」以上(2018年9月時点)。
セブ島を含めたフィリピンは、渡航の際には少なからず注意が必要な地域ではあるのです。
とくにミンダナオ地域をはじめとするフィリピンの南にある地域は、武装勢力による身代金目的の外国人誘拐や爆弾テロ事件、テロ組織と治安部隊との間の衝突が発生するなど、危険度レベルが高いエリアとなっています。
セブ島の中心地近辺はそこまで危険度が高い地域ではないですが、オスロブなどセブ島の南端にあたる地域では警戒情報が出るケースも。
筆者の留学中には、セブ島南部でテロ集団による拉致計画があるとの情報が出されたことがありました。
テロと疎遠な日本での生活に慣れているため、セブ島留学中に警戒情報が出ると不安を感じずにはいられません。
バロットの衝撃
時折、日本のテレビ番組などでも取り上げられることがあるフィリピン料理・バロット。
バロットとは孵化直前のアヒルのゆで卵のことです。
この料理の特徴は、なんといっても見た目のグロテスクさ。
卵の殻をむくと、血管などからだの各組織ができつつある状態の雛が現れます。
正直、ほとんどの日本人は食べるのを敬遠するでしょう。
筆者は留学中に何度かバロットを目にする機会がありましたが、その見た目から食べる勇気がありませんでした。
ただ、帰国後にバロットを食べた経験をしなかったことをちょっと後悔しましたが(笑)。
バロットはローカルな屋台などで売られています。
手に入れることは難しくないため、食べてみたいと思えば留学中に食べるチャンスを作ることはできます。
興味のある方は挑戦してみてください。
ちなみに、多くのフィリピン人は抵抗なく食べられるようですが、筆者のレッスンをしてくれたフィリピン人の先生の1人は見た目が気持ち悪くて苦手だと言っていました。