セブ島留学からの帰国後に後悔した3つのこと

この記事を読むべき人

  • 留学後に後悔したくない人
  • セブ島留学を満喫したい人
  • 海外の友達が欲しい人

帰国後に感じた「もっとこうしておけば・・・」

筆者は2016年11月に約1か月のセブ島留学を経験しました。

海外は1度だけ旅行で行ったことのある程度。
ほぼ日本だけで生活してきた筆者にとって、異国の地フィリピンでの留学生活はとても新鮮なものでした。

1ヶ月の留学生活を送って日本へ帰国。
充実した留学生活を送ったはずなのですが・・・

日本でセブ島での生活を振り返ると、「もっとこうしておけばよかった!」と後悔する部分がありました。

本記事では、私が特に強く後悔した点を3つ紹介します。
これからセブ島留学をするみなさんの留学生活のヒントになれば幸いです。

もっと日本人以外とコミュニケーションをとればよかった

外国人とコミュニケーションを取るためにセブ島で英語を学ぼうとする人は少なくありません。
かくいう筆者も、そう思っていた1人です。

各国からの留学生を受けて入れている語学学校への留学は、海外の知り合いを増やす絶好の機会
筆者が留学した語学学校は日本人比率こそ高いものの、台湾や韓国、ロシア、ベトナムといった日本人以外の留学生も一定数在籍していました。
同じ学校内に世界各国の留学生がいるのであれば、グローバルなコミュニケーションを取るチャンスですよね。

そのような環境にいたため、日本人以外の留学生と関わる機会はゼロではありませんでした。
しかし、ゼロではないというだけで、積極的に関わっていたかというとそうでもありません。
ハッキリ言えば「たまたま交流機会が何回かあった」といった程度のものです。

もちろん、それだけでも良い経験にはなったと思っていますが、「もっとたくさんのコミュニケーションを取れたのではないか」という思いが帰国後に頭をよぎりました。

廊下ですれ違った時に積極的に挨拶すればよかった。
他愛もない内容でも話しかけてみればよかった。
相手の国のことについて聞いてみればよかった。

留学開始直後と帰国直前では英語力が少なからず上がっています。
どのようにコミュニケーションを取ればよいのかもわかってきているため、余計にそう感じるのだと思います。

帰国後は、留学開始時ではなく帰国時の英語力を基準に考えますからね。

ちなみに、セブ島留学はマンツーマンレッスンがメインのため、他の留学生と関わる機会が少ないという特性があります。
グループレッスンや校内イベントなどで交流ができないわけではありませんが、その機会は限られるのです。

そのため、自身が積極的に他の留学生と交流していくことが大切になってきます。

「留学すれば外国人の友達が自然とできる」と考えている方には、「自発的にコミュニケーションをとっていかないと後悔する」ということを伝えたいです。

もっと現地の食事を楽しめばよかった

セブ島留学を検討する人にとって食事は気になるポイントです。
現地の食事が自分の口に合わないと、留学生活に大きなストレスを抱えることになります。

セブ島の語学学校では朝昼晩の3食付きというケースが一般的です。
日本人をメインターゲットにしている語学学校であれば、日本人に合う味付けの食事を提供している場合もあります。

人によっては、できる限り日本食に近いものを食べたいと思うでしょう。
英語の勉強のみに集中するのであれば、日本人向けの食事を提供する語学学校へ留学すれば、食生活に対するストレスは少ないでしょう。

筆者も食事については心配だったので、日本人が多く在籍する語学学校へ留学しました。
そのため、語学学校の食堂で提供される食事によって、食生活に大きな不満はなく過ごすことができました。

ただ、帰国後に思ったのが「もっと現地の食事を楽しめばよかった」ということです。

せっかくセブ島まで足を運んだのに、比較的口に合う食事が提供されたために外食をあまりしなかったのです。

セブ島には、多くの飲食店が存在しています。
日本のレストランと変わらないような店舗から、衛生面が心配になりそうなローカルなお店までたくさんあります。

日本ではなかなかお目にかかれないような料理を出すお店もあるので、セブならではの食事を味わうチャンスなのです。

例えば、セブ島には孵化直前のヒヨコ「バロット」という、ちょっと見た目がグロテスクな料理があります。
現地にいたときには、「そんなの絶対食べたくない!」と思って生活していたのですが、帰国後には「一回くらい挑戦すればよかった」と思いました。
避けていたことを後悔したのです。

留学時は現地の飲食店にいつでも食べに行けますが、日本に戻ってからではそうはいきません
フィリピンがそれほど遠くないといっても、留学時にできたはずのことをするために、もう一度セブ島を訪れようとはなかなか思えないですよね。

食体験含め、日本ではできない経験はしっかりと留学中に積んでおくことをおススメします。

もっと英語の勉強に取り組めばよかった

セブ島留学の第一目的は英語学習です。
英語を学ぶために、セブ島を訪れて語学学校に滞在します。
それは筆者も例外ではありません。

「せっかく英語学習のためにセブ島まで来たのだから、しっかりと勉強して帰国するぞ!」

そんな心構えでセブ島を訪れたのですが・・・

留学生活に慣れないうちは、日中ビッシリ詰まった語学学校の授業だけで疲れてしまい、自主学習をする余裕がほとんどありませんでした。
また、留学生活に慣れてくると、セブ島を満喫したいという気持ちから遊びに行くこともしばしば。

そのような生活が続くと、それを肯定する考えになっていきます。

私の場合は、授業をしっかりと受けるだけで、十分な英語の勉強をしていることにしてしまいました。
また、セブ島でいろいろな経験を積むことも勉強の1つという考えになっていきました。

結果、授業以外で英語の勉強時間を確保したとは言えない留学生活になってしまったのです。

そして、帰国直前になって、こんなことを思います。
「留学開始時に思い描いていた英語力が付いているのだろうか?」

筆者の場合は1ヶ月の留学。
1ヶ月でどこまで英語力が伸びるのかというのはあります。
でも、もっとちゃんとやっておけば、もっと英語力が伸びたのではないかという思いが頭をよぎりました。

セブ島で様々な体験をしたこと自体は後悔していないのですが、その経験をしたうえでもっと勉強時間を確保すべきだったと後悔しています。

後悔しない留学のためには早めの実行を!

留学していた時間はフィリピンでの生活が「日常」でした。

しかし、それは一時的なもの。
日本に戻ってからは留学当時の「日常」が「非日常」であり、特別な時間であったことに気が付きます。

留学中には「明日やろう」「来週やろう」「帰国までにやろう」と思ったことはたくさんありました。
そして、実際にそれを実行したのは思った回数のごく一部だけ。
結局、最後まで寝かせたままになったことも少なくありません。

留学時にはいつでもできていたハズのことが、留学後にはできなくなってしまいます。
できなくなるからこそ、「もっとこうしておけばよかった」と後悔するわけです。

留学中にやっておきたいことは1日でも早く実行に移すべき
そして、それを早く実行することで、より充実した留学生活に繋がっていくと思います。

帰国後に後悔することのない留学生活を送ってくださいね。