セブ島留学で浦島太郎にならないか不安です!フィリピンで日本情報は得られるの?

この記事を読むべき人

  • 1か月以上の留学を考えている人
  • セブ島の生活環境を知りたい人

日本のことわからなくならない?

セブ島留学は1週間からできる留学プランもありますが、数か月~半年といった留学を検討されている方も多いでしょう。

しばらく日本を離れるとなると、「帰国後に日本の状況がわからないのでは?」と考えてしまう方もいると思います。
今の時代は移り変わりが激しいですから、1・2週間ならともかく数か月のセブ島滞在となると不安になりますよね。

浦島太郎状態になってしまうのではないだろうか・・・?

そこで今回は、「セブ島で得られる日本の情報」について私が感じたことをお話しします。

セブでもニュース情報は得られる

セブ島で日本の情報を得ることは十分可能です。

セブ島の語学学校の多くは、校舎内や寮にWi-Fiなどのインターネット環境を用意しています。
また、飲食店やショッピングセンター等にフリーWi-Fiスポットも数多くあります。

もちろん、日本の携帯キャリアの海外プランの利用や、海外用レンタルWi-Fiの使用、フィリピンのSIMカードを使った携帯電話会社との契約などによって、自らインターネット接続環境を用意することもできます。

スマートフォンやタブレット、ノートパソコンを使えば、インターネットを通して日本の情報を得ることはできるわけです。

実際、日本の政治、経済、事件、芸能、スポーツなどの情報をネットニュースでチェックしている人は少なくありません。

ちなみに、語学学校のフィリピン人の先生の中には日本のニュースをチェックしている人もいました。
その先生は生徒の国の情報をチェックして、コミュニケーションに生かしているみたいです。

私が留学中の2016年11月22日、日本では朝6時ごろに震度5弱の地震がありました。
その日の授業で、私はフィリピン人の先生から「日本で地震があったみたいだけど家族や家は大丈夫?」と聞かれました。

日本のテレビは見られない

ネットニュースを見ることはできますが、日本のテレビを見ることはできません

滞在先にテレビが用意されていないことも多いですし、テレビがあっても日本の番組を見ることはできません。
これは想像の範囲だと思います。

でも、今は放送された番組を視聴できる動画配信サービスがあるよね?
リアルタイムではないにしても、インターネットを使って視聴できるんじゃない?

そう思う方もいるでしょうが、意外とこれができないんですよね。
見逃し配信のような日本のテレビ番組の動画配信サービスは、番組の権利関係のために日本国内に限って配信されていることがほとんど
それらのウェブサービスは、海外からのアクセスを制限しているため動画を視聴できないのです。
もちろんセブ島も例外ではありません。

ちなみに、私はセブ島でインターネットテレビ局であるAbemaTVを観ようとしましたが視聴できませんでした。

セブ島留学では日本のテレビ番組を通して知るような情報は得づらい環境にあると言えます。

日本国内のブームは実感しづらい

ネットニュースなどで日本の情報を得ることはできます。
しかし、知識としては得られても、日本にいないために実感はしづらい部分があります。

とくに日本国内のブームや流行りはセブ島ではわかりません

私がセブ島留学中、日本ではあるものが大きなブームとなっていました。

それは新垣結衣主演のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」です。
エンディングの「恋ダンス」が注目を集め、「逃げ恥」ブームが起きていました。

私の留学は2016年10月末からだったので、すでに「逃げ恥」のオンエアは始まっていました。
でも、私のセブ出発時点では、秋シーズンのドラマの1つといった印象でした。

それが5週間の留学を終えて帰国したときには、日本で大きなブームとなっていたのです。

私が留学していた時にセブ島では、「逃げ恥」や「恋ダンス」は特に話題になっていません
そのため、セブ島にいたときは「逃げ恥」ブームのことはまったく知りませんでした。

ブームはテレビ経由で実感することが多いですから、日本のテレビが見られない環境だったことが大きいでしょう。

ちなみに、ジャスティン・ビーバーがきっかけでブレイクしたピコ太郎のPPAPはセブでも話題でした。
そういう意味では「逃げ恥」が日本国内でのブームだったと感じると同時に、PPAPが世界的なブームであったことを実感しました。

ギャップはあるけど心配いらない

私の5週間の留学経験では、日本の情報を得られつつもブームは実感できなかったといえます。

留学中に日本で起きていたことの詳細は知らないため、帰国後に周囲とのギャップを感じることは多少ありました。
例えば、トレンドの話題についていけないとかですね。

しかしながら、生活上困るほどのことはありません。
一過性の何かを知らなかったという程度です。

セブに永住して何十年も日本に帰らないならともかく、数か月の留学なら心配するほどのことはないですよ。