セブ島留学中に直面したフィリピンの水事情!水回りには要注意!?
- セブ島の生活環境が気になる人
日本とは異なるセブ島の水事情
日本とセブ島では生活環境が異なります。
それは生活するうえで大切な「水」についても存在しています。
本記事では、筆者が留学中に直面した水に関する日本との違いについて紹介します。
水道水は飲めない
日本の水道水は安心して飲むことができます。
私たち日本人は蛇口から出た水をそのまま飲むこともありますよね。
でも、セブ島では水道水を飲んではいけません。
フィリピンの水道水は安心して飲めるほど整備されていないのです。
そもそも、安全に水道水が飲める国というのは世界で十数か国ほどしかありません。
日本は数少ない水道水を安全に飲める国の1つなのです。
そして、フィリピンは水道水を安全に飲める国ではないのです。
うかつに水道水を飲んでしまうと、お腹を壊すことになってしまいます。
そのため、セブ島留学中は飲み水を水道以外から確保しなくてはなりません。
とはいっても、難しいことではないです。
スーパーやコンビニではミネラルウォーターを購入することができます。
値段は日本と同程度か安いくらいです。
また、語学学校にはウォーターサーバーが設置されていることも多いです。
滞在する語学学校のウォーターサーバーであれば無料で利用できます。
トイレに紙を流してはいけない
私たちは普段トイレで用を足した後は、当たり前のようにトイレットペーパーを便器の中に入れて流しています。
しかし、セブ島のトイレは基本的にトイレットペーパーを流してはいけません。
セブ島のトイレは日本のトイレとは構造が異なっています。
配水管が細く水圧も弱いため、トイレットペーパーを流すとトイレが詰まってしまう恐れがあるのです。
そのため、おしりを拭いた後のトイレットペーパーは便器の近くに置かれたゴミ箱に入れます。
しかし、習慣とは面倒なもの。
慣れないうちは、うっかりしてトイレットペーパーを便器の中に放り込んでしまいます。
私は誤って1、2回トイレットペーパーを便器の中に入れてしまったことがあります。
その時はちゃんと流れてくれたのですが、詰まってしまわないか正直ドキドキでした。
ちなみに、グレードの高いホテルなどにはトイレットペーパーを流せるトイレもあります。
朝方に水道が出ないことも
これは留学中に私が滞在していた寮で起こったことです。
朝の時間帯は寮の水道から水がほとんど出ないという状況が起きていました。
1日中水が出ないのではなく、朝の時間帯だけです。
聞いた話によると、朝は周辺地域を含め多くの人が一斉に水道を使うため、水の出が悪くなっているとのこと。
つまり、安定して水が出ないわけです。
これ、意外と大変でしたよ。
登校前に寮でシャワーを浴びることはできません。
シャワーくらいなら我慢できますが、顔を洗ったり歯磨きをすることにも支障が出ます。
また、水が出ないということは、当然トイレの水も流れません。
私の場合は、寮のウォーターサーバーの水を使うことでなんとかなりましたが、不便であったことは否めません。
セブ島留学ではこのようなことも起き得るのです。
セブ島留学で実感する日本の素晴らしさ
セブでは日本の常識が通用しないことも多々あります。
今回は水に関係することについて紹介してみました。
このような話を聞くとセブ島留学に不安を感じる人もいるかと思います。
正直、日本での生活よりは不便なことが多いです。
でも、私は機会があればセブ島留学を経験すべきだと思っています。
なぜなら、セブ島留学は日本にはどれだけ素晴らしい生活環境が整っているかを実感できるチャンスだからです。
私たちはテレビなどを通して、海外の状況を知ることはできます。
発展途上国の状況を見聞きして、「大変だろうなあ」と感じることはあるでしょう。
しかし、伝え聞いただけの情報と、自分で体験した情報では感じ方に差が出ます。
私はセブ島留学を通して、これまで自分がすごく恵まれた環境で生活していたことを強く感じました。
日本と海外の違いを実感する。
これはグローバルな人間になる上で大切なことではないでしょうか。