セブ島留学で感じた先生の差【指導歴が短いと日本人の発音はわかりづらい!?】
「発音の伝わりやすさ」に差がある!?
今回は、筆者がセブ島留学をしていた時に感じた先生の個人差についてお話します。
セブ島留学の特徴はマンツーマンレッスンですが、1日中同じ先生のレッスンを受けるわけではありません。
基本的に、授業1コマごとに先生は変わります。
そのため、留学中は複数のフィリピン人講師から英語を教わることになるのです。
複数の先生の授業を受けると、先生による違いが多少なりとも感じられます。
私が感じた先生による違いの1つが「発音の伝わりやすさ」です。
私は留学中、こちらが発した英語を先生が聞き取れず聞き直されるという経験を何度もしました。
生徒は英語勉強中の身ですから、正しい発音ができないこともあります。
また、日本人独特の訛りのようなものもあります。
そのため、こちらが上手く発音できなかった英語が先生に伝わらないことは仕方ないことだと思います。
ただ、その中においても、スッと理解してくれる先生とそうでない先生がいるように感じました。
そして、私はある傾向に気がついたのです。
経験豊富な先生ほど伝わりやすい
私の気がついた傾向とは、指導経験が豊富な先生の方が伝わりやすいということです。
私は留学中、10年近く指導歴のある先生から指導歴が1か月に満たない先生まで、様々なキャリアの先生の授業を受けることができました。
その中で、指導歴が短い先生は聞き直される頻度が高い印象を受けました。
もちろん、指導歴の長い先生であっても、こちらの英語に対して「?」が点いたような顔をすることはあります。
でも、一瞬「ん!?」と思ったような顔をしても、次の瞬間には思い当たったように見受けられることも結構ありました。
経験が豊富なだけあって、初級者や日本人の発する英語に関しての引き出しがあるのでしょう。
その一方で、指導歴の短い先生は、日本人の英語にそこまで慣れていない印象です。
スペルを伝えることで、ようやく単語が伝わったことも何度かありました。
先生にも柔軟に対応しよう
私が感じた「発音の伝わりやすさ」の差は、特に入ったばかりの先生に顕著だった印象です。
3か月や半年くらい経験のある先生になってくると、それほど気にならなくなってきます。
学校や留学タイミングによっては、生徒に初めて授業を行う先生の指導を受けることもあり得ます。
実際、私は新人の先生から「あなたが初めての生徒なんだよ」と言われたこともあります。
できるだけ日本人への指導に慣れた先生に多く授業してほしいところですが、現実的にはそうはいかない部分もあるのです。
もちろん、入ったばかりの先生であっても授業そのものが悪いわけではありません。
新米の先生でもしっかりと英語を教えてくれます。
もし、あなたが留学中に新人先生の授業を受けることになった場合は、より発音を意識して授業を受けてみてください。
その方が、授業がよりスムーズに進むと思います。
先生にも柔軟に対応しながら英語をマスターしていきたいですね。