セブ島留学が格安でできる3つの理由

どうしてセブ島留学は格安なの?

近年、英語を学ぶための留学先として注目されているフィリピンのセブ島。
そのポイントの1つに「格安」であることがあげられます。

インターネットや雑誌の広告では、「1週間5万円~」「4週間15万~!」といった表記がされることも少なくありません。
留学には数十万~百万以上かかるイメージを持っている人なら、「留学が数万円~十数万円でできるの!?」と驚くかもしれませんね。

また、セブ島留学はネイティブの英語圏であるアメリカやイギリスといった国々へ留学する場合と比べて、費用を抑えられることが一般的です。
留学する語学学校やプラン、地域によっても異なりますが、同じ期間欧米へ留学する場合の2/3、1/2の費用で済む場合もあり得ます。

つまり、フィリピン・セブ島留学は、金額面での「絶対的」な安さと、英語留学先の中における「相対的」な安さの両方を兼ね備えているのです。

でも、どうしてそんなに安く留学ができるのでしょうか?
今回はその理由を3つに絞ってお伝えします。

人件費が低い

新興国の1つであるフィリピンは、日本などの先進諸国と比べれば給与の水準が低いです。

フィリピンの語学学校の先生の給料は、およそ1万ペソ~3万ペソ(月収)。
1ペソ≒2.3円(2017年2月前後)とすると、日本円で2.3万円~6.9万円になります。

3万ペソ貰っている人はマネージャークラスの一部の先生。
キャリアの浅い人ほど給料は低いですし、語学学校の先生は入れ替わりが激しいところもあるので、多くの先生は1万ペソ台といったところです。

フィリピン人の先生1人は、日本の大卒新入社員1人の1/10の給料で雇えてしまうわけですね。

ちなみに、フィリピン国内で語学学校の先生の給料が極端に安いわけではありません。
フィリピンでは高給職のNo.1とされるIT系のマネージャーでさえ月収10万ペソ(約23万円)ほどなのです。

フィリピン人を先生として雇うことで人件費を抑えられることが、授業料を安く設定できる1つの要因となっているのです。

渡航費が安い

フィリピンと日本は同じアジア圏にある国です。
フィリピンの首都マニラと日本の首都東京の距離は約3000キロ

東京とアメリカ・ニューヨークの距離は約10,800キロで、東京とイギリス・ロンドンの距離は約9,500キロです。
アメリカやイギリスなどの英語圏と比べれば、フィリピンはかなり近い距離にありますよね。

距離が近いほど安くなるのが航空券代です。

東京・ニューヨーク間や東京・ロンドン間の場合、航空券代は7万~15万円といったところ。

長時間のフライトになりますから、良いサービスや席、乗り換えの少なさなども求めたいですよね。
快適な空の旅を過ごすためにはある程度、高いチケットの購入が必要です。
LCCの利用やキャンペーンなどによって安いチケットが手に入る場合もありますが、10万円ほどかかることも珍しくありません。

一方、東京・セブ間の航空券は4万~9万円ほど。
また、直行便であれば5時間弱ほどとフライト時間はあまり長くないので、それほど快適さを求める必要もないでしょう。

渡航費だけを見ても、欧米圏より数万円安く済むのです。

物価が安い

長く滞在すればするほど大きな負担となるのが、現地での生活費です。

留学生活の中で、いっさい物品・サービスを購入しないということは、まずありえません。
その際に出費に大きくかかわってくるのが現地の物価です。

新興国であるフィリピンの物価は日本の約1/3と言われています。
物によっては日本で買うより高い場合もあるのですが、安く買えるものはかなり安いです。
特に現地の人も購入するようなものは安い傾向にあります。

スーパーでペットボトルの飲み物は日本より安く買えますし、飲食店のメニューの値段も日本に比べれば安いです。

生活の仕方にもよりますが、1か月の滞在費は3万円ほどあれば足りるといわれています。

また、物価の低さは語学学校運営の上でもメリットになります。
例えば、生徒に提供する食事の食材費や建物や設備の維持費といったものも安く抑えられ、授業料などに反映されているのです。

トータルが安いセブ留学

「格安」が魅力のセブ島留学。
その安さの要因は、語学学校の授業料だけではありません。

渡航費や生活費など留学にかかわる周辺の費用も抑えられるからこそ、トータルの費用が低くなるのです。

さらには、安いうえに先生からマンツーマンで英語を教えてもらえるので、コストパフォーマンスも抜群。
セブ島留学はコスト面でのメリットが多いのです。