セブ島留学はTESDA認定の語学学校へ【SSP取得にも関係】
興味を持った学校はTESDA認定校ですか?
セブ島留学の留学先となる語学学校を選ぶにあたって、念のため確認しておきたいポイントがあります。
それは興味を持った語学学校がTESDAの認定校であることです。
TESDAとは、Technical Education and Skills Devlopment Authorityの略称です。
日本語で言えば、フィリピン労働雇用省技術教育技能教育庁。
専門的な教育や技術の向上の促進のための機関です。
フィリピンで外国人相手の語学学校を開業する場合にはTESDAから認定されていなければなりません。
TESDAから認定されていない語学学校は違法です。
※ただし、TESDAが義務化される以前(2009年)に開業された学校についてはTESDAの認定義務が免除されています。
TESDAからの認定を受けるためには、講師の技術指導、法令遵守、設備、財務、安全面などについてチェックを受け、一定の水準を満たしていることが必要。
言い換えれば、TESDAに認定されている学校はちゃんとした語学学校であるといえます。
注意が必要なのは、実際にはTESDAの認定を受けずに(認定義務免除以外)開業している語学学校も存在していることです。
詳しくは次項で触れますが、TESDAに認定されていない学校へ留学することは安全上の問題があります。
フィリピン・セブ島への語学留学の場合はTESDA認定校を選ぶ必要があるのです。
留学情報サイトや留学情報誌などで紹介されるような語学学校であればTESDAの認定を受けて運営されているはずですが、TESDA認定の学校かどうかは留学先を決定する前に念のためチェックしましょう。
SSPが発行されるのはTESDA認定校
フィリピンで語学留学を行うにはSSP(Special Study Permit)という特別就学許可証が必要になります。
観光ビザでフィリピンへ滞在する外国人がSSPを取得せずに留学すると違法になってしまいます。
このSSPは語学学校が生徒に代わって申請を行うのが通常です。
留学生は必要な書類や証明写真、手続き費用などを用意すれば、手続きそのものに関わることはありません。
というのも、SSPはTESDAに認定されている学校が申請しなければ発行されないからです。
TESDAの認定を受けていない違法運営の語学学校の生徒はSSPを取得できないということ。
SSPの取得なしに留学することは違法ですから、TESDA未認定校への留学することは違法な留学になってしまいます。
また、TESDA認定校であってもSSPの申請を行っていなかったという例もあります。
SSPなしでの留学していると、摘発を受けた場合には入国管理法違反となり罰金や国外追放処分が科されてしまいます。
学校側に問題がある場合でも、生徒個人も処罰の対象になるのです。
SSP取得の点からも、TESDAに認定されている語学学校を選択することが必要なのです。
また、TESDAに認定されている学校であっても、SSPの取得を行っているかは念のため注意しておきましょう。
海外でトラブルに遭わないために、自分でもルールを把握しておきたいですね。