フィリピン・セブの祝日は留学スケジュール決める上で超大切!【知っておかないと損をする!?】
目次
フィリピンのおもな祝日
セブ島留学へ行くなら、知っておきたいのがフィリピンの祝日です。
日本では「元日」「成人の日」「海の日」などの祝日が設けられているのと同様に、フィリピン国内にも祝日が定められています。
祝日には郵便局や銀行などは休みになります。
主なフィリピンの祝日は次の通りです。
1月1日 | 元日 |
---|---|
2月25日 | エドゥサ革命記念日 |
3月末~4月中旬 | イースター・ホリデイ* |
4月9日 | 武勇の日 |
5月1日 | メーデー |
6月12日 | 独立記念日 |
7月上旬~8月上旬 | ラマダン明け* |
8月21日 | ニノイ・アキノ記念日 |
8月最終月曜日 | 国家英雄の日* |
9月頃 | イード・アルドハー* |
11月1日 | 万聖節 |
11月30日 | ボニファシオ誕生記念日 |
12月25日 | クリスマス |
12月30日 | リサール記念日 |
12月31日 | 大晦日 |
*は年によって日にちが異なる祝日
祝日の中には、日付が固定されている祝日と、年によって日付が変わる祝日があります。
日本にも年によって日付が変わる祝日は存在するため、それほど違和感はないでしょう。
イースター・ホリデイは、日本のゴールデンウィークやお盆のような大型連休です。
日本では祝日ではないクリスマスが祝日になっているのが、ちょっと羨ましいですね(笑)。
祝日の名前を見てピンときた方もいると思いますが、フィリピンの祝日にはキリスト教に関わるものが多いです。
ちなみに、一部にイスラム教に関わる祝日も設けられています。
セブエリアのおもな祝日
日本では特定の県や地方限定の祝日はありませんが、フィリピンでは州や市など地域単位で祝日が設けられていることもあります。
先の項ではフィリピンの主な祝日を紹介しましたが、上記以外にもセブ島では祝日とされている日が存在するのです。
セブ・マクタンエリアに関連するおもな祝日は次のようなものがあります。
1月中旬 | シヌログ祭 | セブ島最大のお祭りの日 |
---|---|---|
2月24日 | セブ市創立記念日 | セブ市の祝日 |
4月27日 | マクタン勝利記念日 | ラプラプ市の祝日 |
6月17日 | ラプラプ市憲章記念日 | ラプラプ市の祝日 |
8月6日 | セブ州創立記念日 | セブ州の祝日 |
※語学学校の場所によって適用される祝日は異なります。
祝日の授業はどうなるの?
祝日をどうするのかは語学学校ごとに異なります。
また、日付によっても扱いが変わります。
主なパターン
主なパターンとしては、「通常授業(開校)」「完全休校」「一部開校」に分けられます。
平日と同じように授業を行う場合もあれば、休日扱いになっている場合もあります。
学校によっては、短期留学者や希望者に対してのみ授業を行うといった場合もあります。
語学学校はWebサイト上で年間のスケジュールを公開していることもあるので、詳しくは各語学学校の情報をチェックしてください。
事前に学校のスケジュールはチェックしよう
現地の祝日を絡めて留学のスケジュールを考えることは大切です。
なぜなら、祝日の有無が「授業日数」と「授業料」に関わってくるからです。
休日扱いの祝日が多い時期に留学してしまうと、授業が行われる日が少なくなります。
長期の留学ならある程度祝日があることは仕方のないことですが、1週間のような短期留学では祝日によって授業日が減ってしまうのは勿体ないですよね。
祝日(休校扱い)の有無にかかわらず1週間分の授業料は同じに設定されていることが多いです。
そのため、祝日ありの週は祝日なしの週と比べれば損といえます。
また、祝日に授業が行われる場合には追加授業料が加算される料金設定になっていることもあります。
本来は休みであるはずの日に授業を行うため、通常の授業日よりも割高の料金になるというわけです。
そのような料金設定の場合、祝日授業日が多いほど授業料が高くなることになりますから、祝日の少ない時期に留学することは場合と比べて損といえます。
このような理由から、留学のスケジュールは、希望する語学学校のスケジュールと照らし合わせて決定したほうが良いのです。
特に短期の留学の場合は、できるだけ土日以外は通常授業日である週に行きたいものです。
突然祝日が決まる!?
日本では新しく祝日が制定される場合などは、数年前から発表されているものです。
また、年によって日付が変わる祝日があっても、新年を迎えるよりも前には祝日スケジュールは決まっています。
しかしフィリピンでは、突然祝日が作られたり(無くなったり)、不定日の祝日の日付が直前まで決まらないといったことが起こります。
通常は翌年の祝日が前年の12月頃発表されるものなのですが、仮のものであったり、それが後から変更される場合があるのです。
2015年には祝日となる日の10日前に祝日の決定が発表されたケースがありました。
このように日本では考えられないような急な変更があるのがフィリピン。
タイミングによっては、留学スケジュールが決まってから(あるいは留学中に)祝日スケジュールが変わってしまうこともあり得ます。
その場合の語学学校の対応も確認しておきたいところです。
また、本記事で紹介している祝日もいつの間にか変更されていたり、新しい祝日が設けられてる可能性がありますので、参考にされる場合は注意してください。
祝日はお店がやってない!?
日本では祝日や土日は商業施設にとってお客さんの書き入れ時。
平日よりも早くオープンし、連休となれば閉店時間を延ばすことも珍しくありません。
特別な事情がない限り、営業時間の短縮したり休業日になることはほとんどありません。
あるとすれば年末年始くらいでしょう。
一方、フィリピンでは祝日にお店のオープンを遅くしたり、お店を休業することがあります。
例えば、フィリピンでは3月下旬から4月初旬ごろに大型連休(日本のゴールデンウィークやお盆休みのような時期)があります。
日本の感覚なら、これらの大型連休にはショッピングモールには人がたくさん集まって連日にぎわうイメージをしますよね。
しかし、フィリピンでは大型のショッピングモールであっても連休中の一部を休業日にするのが一般的なのです。
また、祝日には営業開始時間を遅らせる場合もあります。
通常は午前10時オープンであるのが、とある祝日には正午12時オープンにしていたショッピングモールがいくつもみられました。
フィリピンの祝日はこのような傾向があるため、日本と同じ感覚でいるとアテが外れることもありえます。
祝日で語学学校が休みなので街へ遊びに行ってみたら、お店がどこもオープンしておらず無駄足になることもあるので注意が必要です。