【Is this seat taken?】セブ島留学のコミュニケーションは食堂から始まる!?
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意外と少ない留学生同士の交流機会
英会話力を向上させたいのであれば、積極的に英会話をすることがとても大切です。
セブ島留学をするのなら、積極的に先生や他国の留学生と関わって英語の上達に励みたいですよね。
でも、実際にセブ島留学をしてみてわかったことがあります。
それは「セブ島留学では他の留学生との接点が少ない」ことです。
理由は、授業の大半がマンツーマンレッスンだから。
ほとんどの授業はフィリピン人の先生と自分だけで授業が行われるため、授業の中に他の留学生と関わる機会が少ないのです。
もちろん、レッスンスケジュールの一部にはグループレッスンが組み込まれているプランもあります。
グループレッスンは他の留学生と仲良くなる機会です。
しかし、プラン内のグループレッスンの授業数は少ないのが通常で、さらには小人数で行われることが多いため、直接的に関わることになる留学生はごく少数。
また、日本人比率の多い語学学校では、グループレッスンのメンバーが日本人だけになってしまうこともあるのです。
同じ語学学校で学んでいるといっても、接点のない他国の留学生と仲良くなるのは意外とハードルが高いもの。
日本人同士であっても、接点がない人とのコミュニケーションは何かしらのきっかけがないと難しいですよね。
じゃあ、セブ島留学では他国の留学生と関われないの?
そう思ってしまう方もいるでしょう。
でも、決してそういうわけではありません。
少しの積極性さえあれば、他国の留学生とコミュニケーションのきっかけを作ることができます。
食堂こそが大切なコミュニケーションの時間
多くのセブ島の語学学校の特徴として「朝昼晩の3食が付いている」ことがあります。
3食付きといっても、ホテルのルームサービスのように自分の滞在する部屋に食事を届けてくれるわけではありません。
食事の場所は語学学校の食堂。
その食堂で朝昼晩の食事を摂ることができるのです。
食事の時間になると、多くの留学生が食堂へ集まります。
そして、食事の時間こそが他の留学生とのコミュニケーションタイム。
多くのコミュニケーションが食堂で行われているのです。
傾向としては同じ国同士で集まることが多いですが、他国の輪の中に加わる積極的な人もいます。
でも、多くの日本人にとっては英語で使って話しかけることはハードルが高いこと。
そもそも英語勉強中の身ですから、どこまで会話が続くか心配ですよね。
とはいえ、何かしらの行動を起こさなければ何も進みません。
なので、きっかけづくりになる行動をお伝えしましょう。
例えば、グループレッスンのクラスメイトを見かけたら、とりあえずあいさつ程度に話しかけてみましょう。
「Hi!」と一言交わすだけでも、するとしないのとでは全然違います。
それだけで大きな一歩です。
また、テーブルの形によっては、少し離れた場所に座るのも手です。
「少し離れた場所」というのは、一緒に食事をとっているとは言えないけど、会話は届く位置。
長テーブルだったら、2人分席を空けたくらいかな。
そのような位置関係なら、話しかけてコミュニケーションが続かなければ、別々に食事を摂っていることにできるので気まずさがあまりないです。
遠回しなアプローチかもしれませんが、離れたところで食事をするよりは、近い位置にいた方がコミュニケーションの機会が生まれる可能性は高いです。
もし、相手がフレンドリーな人だったら、向こうから話しかけてくれることもあるかもしれませんしね。
もちろん、積極的に関わっていけるに越したことはありません。
そして、他国の留学生と関わるのなら、日本人同士のつながりも重要です。
仲良くなった日本人を経由して他国の留学生と知り合えることもあるからです。
例えば、あなたと一緒にいた日本人留学生に、外国人留学生が話しかけてきたら、その会話に乗っかってみましょう。
コミュニケーションのチャンスです。
もちろん、日本人同士のコミュニケーションそのものも大切です。
情報交換することも大切ですし、言いたいことがしっかり伝わる日本語でのコミュニケーションが気分転換になることもあります。
語学学校の食堂では、日本人留学生とも他国の留学生ともコミュニケーションをとっていけるのが一番ではないでしょうか。
この席空いてますか?
さて、最後に食堂でのコミュニケーションのきっかけになるフレーズを覚えておきましょう。
そのフレーズの日本語は、「この席空いていますか?」です。
食堂では空いている席を探して食事をとります。
誰もいないテーブルに座るならいいですが、誰かの近くに座るなら一声かけたほうが良いです。
相手が日本人であってもそうですよね。
そこで使えるのが次のフレーズ。
Is this seat taken?
直訳すると「この席は取られていますか?」ですが、ニュアンスとしては「この席空いていますか?」に相当します。
ちなみに上記のフレーズは「by someone(誰かに)」が省略されたもの。
誰かに席が確保されているかどうかを尋ねているわけです。
このフレーズの回答としては次のようなパターンが一般的です。
・席が空いている場合(座るのOKの場合)
No, it isn’t.
No, please have a seat.
No, go ahead.
・席が空いていない場合(座るのNGの場合)
Yes, It is.
Yes, I’m sorry.
Yes, I’m afraid.
日本人にとって違和感を感じるのが「Yes」と「No」の使い分け。
英語の直訳は「この席が誰かに取れられていますか?」と聞いているので、「Yes」なら「取られている」、「No」なら「取られていない」になります。
そのため、「この席空いていますか?」という日本語から連想すると、Yes・Noの回答が逆になってしまうのです。
相手の回答を勘違いしないように注意が必要ですね。
セブ島留学ではこのフレーズをきっかけに、食堂で日本人以外の留学生の近くに座ってコミュニケーションをとれるといいですね。