日本人って不潔なの!?フィリピン人には「夜シャワーだけ」が信じられないんだってさ
「シャワーは寝る前だけ」にビックリ!?
セブ島留学のレッスン内で、セブ島の気候の話をしたことがありました。
気候といっても「セブ島は暑いよね」「汗をかきやすい」といったものですが。
その会話中に、私は「シャワーは1日1回、寝る前に浴びるよ」と言いました。
すると、その言葉を聞いた先生は急にしかめっ面をしながら驚いたのです。
「本当に!?そんなの汚いよ!」といった感じのことを言っていました。
先生によると、フィリピンでは1日に何度もシャワーを浴びるのが普通とのこと。
寝る前はもちろん、朝起きてすぐ、家に帰った後など1日に2・3回はシャワーのタイミングがあるそうです。
日本なら1日1回は普通だけど
日本で私は、1日に1回(ほとんどは夜)お風呂に入っています(シャワーのみ含む)。
日本人であれば、1日1回という人が半数を超えるのではないでしょうか。
本記事を書くにあたり入浴に関する調査を探してみました。
しかし、「週に何回入るか」というデータはいくつか出てきたのですが、「1日に何回入るか」というデータを見つけることはできませんでした。
このあたりにも、1日に何回も入浴することがあまり一般的ではないことを示しているように思います。
日本で暮らしていれば、1日1回しか入浴しないからといって不潔だと思われることは稀ですよね。
「何日に1回」レベルで、ようやく不潔な印象を受けるでしょう。
それがフィリピンでは、1日1回だと不潔だと思われるわけです。
フィリピンと日本の違い
フィリピンと日本では生活環境や文化が異なります。
年間を通して温暖なセブ島では屋外にいるだけで汗が出てきますし、湿度が高いためベトつきます。
また、砂が舞って埃っぽい場所も多いです。
臭いが気になる路地もあります。
一方の日本はフィリピンほど暑くないですし、街はきれいに整備されています。
特定の環境下でなければ、体が汚れることはあまりありません。
全体的に見れば、セブ島は日本で暮らしているよりも汚れやすい環境にあるといえるのです。
また、湯船に浸かることが一般的な日本に対し、フィリピンはシャワー文化。
湯船に浸かるとなるとお湯を張るなどの準備をしなくてはなりませんが、シャワーはスイッチ一つですぐに浴びられます。
日本でも朝はサッとシャワーを浴びて、夜だけ湯船に浸かるという人は少なくないですよね。
シャワーオンリーの手軽さが回数を増やしているのかもしれません。
朝と夜はシャワーを浴びよう
寮生活の場合は自由にシャワーが使えなかったり、フィリピンのシャワーは水圧が弱いです。
そのため、不便に感じることはあるでしょう。
しかしながら、セブ島留学中は朝と夜の2回くらいはシャワーを浴びることをおススメします。
特に学校の外へ出る機会が多い人は、そうしたほうが良いでしょう。
実際にセブ島で生活してみると、日本と比べれば汚れやすい環境である印象派受けます。
日本にいる感覚で「1日1回シャワー」だと、確かにちょっと少ない気がします。
また、先生をはじめとするフィリピンの方たちに悪い印象を与えないことにもつながります。
私は日本人の感覚について先生に説明して、日本の事情については納得してもらえました。
しかし、暮らしているのがセブ島である以上、日本人だからキレイだと思われるわけではありません。
セブ島では日本にいる時よりも、体の清潔さには気を遣って生活していきましょう。