セブ島留学が英語初級者におすすめされる3つの理由
セブ島留学は初級者向け
セブ島留学は英語初級者向けであるということがよく言われています。
実際、セブ島の語学学校にはスムーズな英会話ができない人や英語の読み書きが苦手な人もたくさん足を運んでいます。
そこで本記事では、セブ島留学が英語初級者向けである理由を3つに絞ってお伝えします。
ネイティブではないからわかりやすい
英語はフィリピンの公用語の1つではありますが、フィリピン人は英語ネイティブではありません。
フィリピン人は、フィリピンの国語であるフィリピン語や生まれ育った地域の言語を母語としています。
ネイティブじゃない人が英語を教えられるの!?
そう思う方もいると思いますが、フィリピンは非ネイティブのビジネス英語能力を国別に測る調査で好成績を残しています。
フィリピン人は高い英語力を持っているため、私たちが英語を教わる分には大きな不都合はありません。
ネイティブではないということは考え方によっては良い面もあります。
流暢に英語を話すネイティブに憧れる日本人は少なくありません。
でも、最初からネイティブのスピードで話される英語を聞き取ったり、スラングが混じった英語を理解することはとてもハードルが高いです。
全然英語ができないのに、いきなり高いハードルを課されたら嫌になりますよね。
それに対し、フィリピン人はネイティブ特有のスラングを使うことはほとんどありません。
また、彼らの話す英語は比較的ゆっくりだと言われています。
そのため、聞き取りやすく、理解が難しいような言い回しもしないのです。
英語ができない人にとっては、わかりやすい英語を使ってくれたほうが助かりますよね。
ネイティブではないからこそ初級者が英語を教わりやすいのです。
英語を意識して学んだ先生が教えてくれる
私たち日本人は日本語を生活の中で自然に身に着けています。
日本でずっと生活しているのに、小学校に入って初めて日本語を覚えたという人はいないでしょう。
英語ネイティブの人であれば、生まれたときから英語オンリーの環境で育ち、英語力のベースを成長過程で自然と身に着けています。
でも、フィリピン人にとっての英語の場合は事情が違います。
彼らの母語はフィリピン語や各地域ごとの言語であるため、自分の母語となる言語は自然と身に着けます。
もちろん公用語ということもあって、英語も生活の中にある程度溢れてはいますが、その程度はネイティブとは異なります。
しかし、フィリピンでは学校教育は英語を使って行われます。
学校の授業に英語があるだけではなく、英語で様々な教科の授業を受けています。
学校に入るまでは英語ではない母語を使って生活をしてきた子どもたちも、学校に入ったら英語を覚えざるを得ないのです。
また、高い英語力を持つことが将来の仕事にかなり影響してくるため、高い意識をもって英語を覚えます。
大学まで卒業したフィリピン人ともなると、かなり高い英語力を身に着けています。
つまり、多くのフィリピン人にとって英語は意識的に覚えて身につけたもの。
でも、彼らにとって英語は第二言語です。
そのため、自然に英語を身に着けたネイティブと比べると、私たち日本人のように英語を意識的に覚えようとしている人の気持ちがわかるといわれています。
第二言語として英語を覚える人がぶつかる壁を理解しやすい面があるのです。
また、フィリピン人はホスピタリティに優れている国民性もあり、生徒がなかなか英語を覚えられなくても献身的に指導してくれます。
学習環境が整っている
日本人にとって英語は意識的に覚えようとしなければマスターできないものです。
そのためには、英語に触れる時間を作り、たくさん勉強する必要があります。
その点についてもセブ島留学は優れています。
まず、多くの授業はマンツーマンレッスンなので、授業中はずっと先生とコミュニケーションをとることになります。
先生からは自分に向けて英語が発せられますから、集中して聞き取ることが求められます。
もちろん、自分も英語を使って自分の伝えたいことを表現しなくてはなりません。
これが授業中ずっと続くわけですから、その密度はかなりのものです。
また、生活面でも英語学習に専念しやすい環境が整っています。
ほとんどの語学学校は寮があったり、近隣のホテルと提携しています。
そのため、通学にはほとんど時間はかかりません。
朝昼晩の3食が用意されることも多く、生徒は食事の用意や片づけを気にする必要がありません。
学校によってはランドリーサービスがあって、洗濯を任せられることもあります。
生活面で時間の取られる行動が減る分、その時間を英語の勉強に充てることができます。
このようにセブ島留学には、英語を学ぶための環境が整っているのです。
セブ⇒ネイティブ圏へ
フィリピン・セブ島留学は、英語ネイティブ圏への留学の前段階に位置づけられることもよくあります。
近年では、セブ島で英語力の基礎を身に着けた後にアメリカやイギリス、オーストラリアなどのネイティブ圏へ留学するプランが、留学エージェントなどから提案されるようになっています。
欧米圏の留学にはワーキングホリデーを使うことを提案をされることもあります。
ネイティブ圏がセブで手に入れた自分の英語力の実践の場になるのです。