【セブ島留学小話】コンビニで高額紙幣での支払いを拒否されてお金が崩せなかった!

セブ生活で小銭は必須

セブ島で生活するにあたり、硬貨や20ペソ紙幣などの小さなお金は用意しておきたいもの。
500ペソ、1000ペソ紙幣のような高額紙幣は、使う場面に結構困ることがあるのです。

1つは少額商品の購入時の支払いでは、大きなお金での支払いを拒まれる場合があること。

例えば、セブ島内の移動手段であるジプニーは10ペソ以下で乗れます。
しかし、低料金で乗車できるがゆえに、あまり大きな紙幣を支払いに使えないことがあるのです(おつりが出せない)。
もちろん、ジプニーに限らずお店などでも同様です。

また、清算をアバウトにされる場合もあります。
例えば90ペソの支払いをする際に100ペソを渡すと、「お釣りの10ペソが出せないから、100ペソ貰ってもいいか?」的なことを言われることがあるのです(本当は10ペソ持っている場合も少なくない)。
もちろん、拒むこともできますが、そんなやり取りが発生すること自体が嫌ですから、ぴったりの金額を渡して清算を済ませたいと思います。

そのため、セブ島ではできるだけたくさんの小銭を常に携帯したいところです。

セブのコンビニでお金を崩すことに失敗

では、小銭の持ち合わせがなかったらあなたはどうしますか?

私の留学中の体験談をお話しします。

私はセブ島留学の際に、コンビニで飲み物を購入がてらお金を崩そうとしたことがありました
コンビニでペットボトルのジュースを一本(約30ペソ)を手に取り、レジで1000ペソ紙幣を渡しました。

すると、レジの店員さんが1000ペソでの支払いを渋ったのです。
硬貨は持ってないのか?的な感じでこちらに問いかけてきます(英語です)。

さらには、財布の中を覗いて持っている小銭をチェックしてきました。
そして、ジュース分の小銭を持っていたことを確認すると、それを使っての支払いを求められました。

結果、私は財布にあった小銭でジュースを購入し、お金を崩すことはできませんでした

日本人よりもはっきりと断るフィリピン人

セブ島であっても日本であっても、高額紙幣を使って少額の商品を購入することは、お店に喜ばれる行為ではありません
お店はおつりの出すために、レジには小銭を多めに残しておかなくてはいけないからです。

だから、お金を崩す目的が果たせなかったこと自体は、こちらが図々しい面があるので仕方ないこと。
本来は銀行なり両替所なりで崩すべきでしょうから、セブのコンビニの店員さんの対応が悪いとは思いません。

この経験で私が感じたのは、フィリピン人はしっかりと主張する傾向にあるということです。

日本なら、お金を崩す目的で少額商品を大きなお金で清算したとしても、たいていは大目に見てもらえます。
断られるとしたら、本当にレジに小銭が少ないときくらいでしょう。

でも、セブ島のお店で少額商品を買うために大きい紙幣を出すと、小さいお金を持ち合わせていないか聞かれることが多い印象を受けました。

日本人は事なかれ主義的なところがありますが、フィリピン人は言うべきことをしっかり言うのです。
客への過剰なサービスはしない感じがあります(私はいいことだと思っています)。

もちろん、たまたまおつりが出せない状況だったことも考えられます。
また、先のコンビニ店員さんが私の財布を覗き込んできたのも、こちらが外国人だから硬貨の使い方に不慣れだと思っての親切だったのかもしれません。

しかしながら、セブ島は日本とは少なからず考え方や文化が違うように感じた経験でした。

高額紙幣を崩すのは日本よりも難しいので、両替の際にはなるべく少額紙幣(50ペソ、100ペソなど)を多めにもらうことをおススメします。