FREETEL Priori3(プリオリ3)をセブ島留学で使ってみた【デュアルSIMフリースマホ】

SIMフリースマホは海外のSIMカードも使える!

様々な会社のSIMカードへ自由に差し替えることができるスマートフォン・SIMフリースマホ
SIMフリースマホは大手キャリアよりも通信料金が安い「格安SIM」を使うことができるため、持っている人も増えてきています。

そんなSIMフリースマホは、海外の会社のSIMカードも使うことが可能
そのため、現地の会社の通信プランを利用することもできるのです。

海外で日本の会社の通信プランを使ってスマートフォンを利用する場合、日本国内で利用する場合と比べると高い料金となってしまうもの。
1週間くらいならともかく、数週間以上海外にいるとなると料金は気になってきますよね。

でも、SIMフリースマホに渡航先の会社のSIMカードを入れて現地の通信プランを使えば、スマホの通信料金を安く抑えることも可能です。

ある程度長期で海外旅行や海外留学に行くのなら、SIMフリースマホを持っていくことを検討してみるといいでしょう。

ちなみに、SIMフリースマホは海外でも手に入ります。
日本よりも安く手に入る場合もあるのですが、海外の端末は日本語に対応していないものも少なくありません。
わかりやすさ・使いやすさを考えたら、日本のSIMフリースマホのほうがおススメです。

SIMフリースマホは、ネットショップやスマホショップ、家電量販店の携帯電話コーナーなど売られています。

FREETEL Priori3はこんなスマホ

さて、筆者はセブ島留学の際に、FREETELPriori3というSIMフリースマホを持っていきました。
Priori3はセブ島留学のために購入したものです。

ラテン語で「経験的認識に先立つ、自明的な認識や概念」という意味の言葉から名づけられたスマートフォン「Priori(プリオリ)」。
そのシリーズ第3弾の端末です。

色鮮やかなパッケージに入っていました。

サイズは132mm×65mm。
ディスプレイのサイズは4.5inch。
重さは約120gです。

OSはAndroid5.1。

もちろんカメラが付いています。
カメラはリアカメラが800万画素、フロントカメラは200万画素です。

厚さは8.9mm。
大きすぎず、小さすぎずで持ちやすいサイズだと思います。

Priori3はディスプレイ面の下部に触れると、三角と丸と四角のマークが赤く表示されます。
赤く表示されたマークがボタンです。

ぱっと見はサイドにしかボタンが付いていないように見えるため、私は操作時に「どこを押せばいいんだろう?」と思っていました(笑)。

Priori3の大きな特徴の1つが、「デュアルSIM」
2つのSIMカードを本体に入れることができるのです。

SIMカードの挿入部は、裏面のカバーの中にあります。

裏面カバーを開けると、2100mAhバッテリー、MicroSDの挿入口、そしてSIMカードの挿入口があります。

入れることができるSIMカードは、標準サイズのSIMが1つとMicroSIMが1つです。
ちなみに、SIMを挿入するにはバッテリーを外す必要があります。

設定画面の「SIMカード」メニューを見ると、上のような画面が表示されます。
SIMが挿入されていると「SIMスロット1」「SIMスロット2」が有効になるため、ON・OFFを切り替えたり、優先したいSIMを設定します。

日本のSIMと海外現地のSIMを両方入れておけば、日本と現地の電話を同時に待ち受けることもできるのです。

海外での使用におすすめなデュアルSIMを搭載したPriori3。
気になるのはその価格ですよね。

私はこの端末を12000円ほどで購入しました。
購入店舗で値引きなどもあっての購入価格です。

この記事を書くにあたって改めて価格を調べてみたところ、楽天やAmazonに12000円台で販売しているところがありました。(2017年3月13日時点)

1万円ちょっとで手に入るSIMフリースマホなので、比較的安い部類に入ると思います。

セブ島でのPriori3活用例

私の場合は、日本でよく使っているスマートフォンのiPhoneと、セブ島留学のために購入したPriori3を持っていきました。
Priori3はサブ機的な位置づけ。

ここでは、私がPriori3をセブ島でどのように使っていたのかをお伝えします。
主な用途は以下の3点でした。

外出・アクティビティに

セブ島は観光地として有名とはいえ、日本に比べればスリなどの危険性は高いです。
また、海を中心としたアクティビティの際にスマホを持っていると、落としたりする可能性もあります。

そういった理由から、メインで使う大切なスマホを外出時にあまり持ち歩きたくはありませんでした。

Priori3はiPhoneに比べて安く手に入れたものですし、メインの端末ほどアプリや情報を入れていなかったので、万が一紛失してもダメージは少ない

そのため、外出の際にはPriori3を持っていくようにしていました。

屋外でのインターネットに

私は、メインのスマホであるiPhoneは、セブ島ではWi-Fi頼りでインターネットを使っていました。
日本のキャリアの海外用プランに加入しておらず、ローミングの設定も切っていました。

一方のPriori3にはフィリピンのキャリアのSIMカードを入れて、現地の通信プランを契約しました。
ちなみに、私のiPhoneはSIMロックがかかっているので、フィリピンのSIMは入れることができません。

そういった理由もあって、屋外で使い勝手が良かったのはメインのスマホではなくPriori3。
外出中に現在地の確認をしたり、調べ物をしたりするのにインターネットが使えるのは便利でした。

メインの端末にデザリング

屋外にいるときや外出時に、メインのスマホを使ってインターネットをしたい時もあります。

そんなときには、現地キャリアの通信プランを利用しているPriori3でデザリングをさせて、メインのiPhoneのインターネット接続を可能にしていました。

例えば、皆さんもよく使っているであろうLINE。
LINEは基本的に複数のスマートフォンで同じアカウントを共有することができません。
自分のiPhoneとPriori3で同じアカウントを使えなかったのです。

私はiPhoneでLINEを使っていたのですが、時には外出中にLINEで連絡を取る必要があるケースもあります。
そんなときには、現地キャリアの通信プランを利用しているため屋外でインターネットが使える状態になっているPriori3でデザリング機能を使いました。

デザリングとは、スマートフォンにWi-Fiのような役割を持たせる機能です。
Priori3でデザリングを行うことで、屋外で私のiPhoneがPriori3を経由してインターネット接続できるようになりました。

2回目以降の海外にも!

SIMフリースマホでフィリピンキャリアの通信プランを利用すれば、屋外でもインターネット接続ができます。
また、日本キャリアの海外プランや海外レンタルWi-Fiと比べれば、通信料金を安く抑えることがほとんどです。

SIMフリースマホを持っていない場合は端末購入費分のお金はかかりますが、一度買ってしまえば次回以降の海外渡航の際にも使えます
そのため、海外に興味がある人は手に入れておいてもいいのではないかと思います。

私自身、セブ島留学をしたことで、また海外へ行きたいという思いを強く持つようになりました。
次回海外に足を運ぶ際には、きっとPriori3を持っていくことでしょう。