セブ島留学の便利アイテム・スマートフォン（スマホ）！でも、通信料金には注意しよう

セブ島留学の便利アイテム・スマートフォン

今や多くの人の生活必需品となっているスマートフォン。
スマホ所有者は海外へ行く際にも持参することでしょう。

セブ島に来る留学生もスマホを持ってくる人がほとんど。

写真を撮ったり、スケジュール管理をしたり、目覚まし時計代わりに使ったり。
インターネットで調べ物をしたり、SNSでほかの留学生と交流したり、ゲームをすることもできます。

娯楽としてはもちろん日常生活の様々な場面で使えるので、多種多様なスマートフォンのアプリはセブ島でも役立つアイテムです。

電話はあまり使わない！？

スマートフォンをセブ島へ持ってくる人は多いですが、電話をかける人はそれほど多くありません。

私たちが日本で生活する中でも、連絡はメールやLINEなどのSNSを使うことが多いですよね。
電話を使うこともありますが、その頻度はメールやSNSよりも少ない人がほとんどでしょう。

留学生活内でも電話での連絡が必要となるケースは限られます。
極端に言えば、ほとんどの留学生にとっては電話が必要なのは何かしら緊急事態が発生した時くらい。

一度も電話機能を使うことなく留学生活を終える人も珍しくありません。
※本項の電話機能とは携帯電話そのものの電話機能であり、SkypeやLINEなどのアプリを使ったインターネット通話は除きます。

万が一の時のために電話をかけられるようにはしておくべきですが、多くの留学生にとって電話機能は保険的なものになるでしょう。

でも、その一方でスマートフォンのインターネット通信は使う頻度が多いです。

先述したように、留学中の調べごとでネットサーフィンをすることもあります。
知り合った留学生との連絡のためにSNSで繋がることもありますし、撮影した写真をSNSにアップしてシェアすることもあるでしょう。
Skypeなどでインターネット通話を行えば、日本にいる家族や友達と会話することもできます。

そのほか、ゲームアプリや辞書アプリの中にはインターネットに接続した環境でないと使えないものもあります。

スマートフォンのある生活が当たり前になっている人は多いため、インターネット通信ができる環境があることはけっこう重要なのです。

知っておきたい「データローミング」

au、docomo、softbank。
日本では多くの方がこれらのいずれかの携帯電話会社と契約してスマートフォンを使っていることでしょう。
私たちが携帯電話を使う場合は、各電話会社の電波を使って電話やインターネットをしています。

では、au、docomo、softbankの電波が届かない海外ではどうなるのでしょうか？
各会社の電波が使えないから電話もインターネットもできない？

いえ、そういうわけではありません。

各携帯電話会社は海外の様々な携帯電話会社と提携しているため、提携会社の電波を使用することで電話やインターネットが使えるようになっています。
提携する現地の携帯電話会社の電波を使って携帯電話の通信を可能にする機能のことをデータローミングといいます。

データローミング機能を使うことで、日本で使っているスマートフォンを日本と同じように電話やインターネットに使うこともできるわけです。
※逆に、スマートフォンの設定でデータローミング使わない（提携会社を使った通信をしない）ようにすることも可能です。

ただし、日本と同じように使えるというのは、あくまでも機能面の話。
海外でスマホを使った場合に適用される利用料金は日本と同じではありません。

データローミング機能があるから問題ないと安易に考えると大変なことになります。

日本ではかけ放題やパケット定額のような、どれだけ使っても一定の利用料金となるプランで契約している方も多いでしょう。
でも、海外で使用する場合は日本国内とは違う料金体系が適用されることになります。

基本的に、日本国内の定額プランは海外での利用時には対象外です。

だから、海外でスマホや携帯電話を使用する際には利用料金がどうなるのかを調べておくことは大切。

各携帯電話会社は海外で使う場合の通信プランを用意しています。
携帯電話会社の海外プランは日本国内向けプランよりも基本的に割高ですが、海外でも使い慣れたスマートフォンを日本にいるときと同じように使いたいなら加入を検討すべきです。

一例ですが、softbankの海外パケットし放題（iPhone）というプランを使って海外でインターネットを使った場合、1日の通信量が25MB以下なら1,980円／日です。
しかし、プランに入らずにデータローミングでインターネットをすると52,000円／日もかかってしまうのです。
※2017年2月28日時点での情報です。

海外用の定額プランに入らずにデータローミングを利用すると、とんでもないことになりますよね。

何も気にせずに日本の携帯電話を海外で使っていたら「高額な利用料金の請求が来た」という話もあります。
特にスマートフォンはアプリが頻繁にデータ通信を行うことも多いので、通信料が発生してしまいがち。

こういったことから、スマートフォンを使った海外でのインターネット利用には注意が必要なのです。

Wi-Fiを使うことでインターネットは可能

海外でスマホを使うといっても、必ずしも携帯電話会社の電波を使わなくてはならないわけではありません。
スマートフォンの音声電話は携帯電話会社の電波を利用する必要がありますが、インターネットに関しては携帯電話会社の電波を使わずに行うことも可能です。

Wi-Fiを使えるスポットであれば携帯電話会社の電波を使うことなくインターネットを楽しむことができます。

セブ島にはWi-Fiを使うことができるスポットがありますし、ほとんどの語学学校にはWi-Fi環境が用意されています。

そのため、インターネットは無料Wi-Fiスポットのみで行うことにするのであれば、携帯電話会社の海外プランを利用しなくてもよいでしょう。
この場合、場所や通信速度など色々な制限はありますが、携帯電話会社に対しての通信料金は発生しません。

留学にかかる費用を少しでも抑えるため、セブ島を訪れる留学生の中には無料Wi-Fi頼りでスマホを使う人も少なくないです。

正しい設定で安心してスマートフォンを使おう

海外でスマートフォンを使う場合は、通信設定について押さえておく必要があります。

もしデータローミングをする気が無いのにスマートフォンがデータローミングを行う設定になっていれば、提携電話会社の回線を使った通信が発生してしまいます。

しかし、必要な通信だけを行うように適切に設定していれば、不要な通信の発生をさせないため通信料を抑えることができます。

セブ島で安心してスマートフォンを使うためにも、自身のスマートフォンの通信設定は確認しておきましょう。

また、スマートフォンでインターネットを行う方法は他にもあります。
海外用のモバイルWi-Fiをレンタルする、SIMフリースマホを持っているならフィリピンのキャリアと契約することでインターネットが使える環境を得ることも可能です。

日本にいる間に留学生活でどれくらいスマートフォンを使うかも考えて準備をしておきたいですね。