KLタワーのスカイデッキから虹の撮影に成功!雨上がりのクアラルンプール旅行に起こった奇跡!?
- クアラルンプール旅行を予定する人
- 海外のタワーに興味がある人
- 見晴らしの良いスポットを探している人
※本記事は2018年11月の体験情報を中心に構成しています。
クアラルンプール旅行では雨の時間帯を覚悟!?
ペトロナスツインタワー、KLタワー、ブキッ・ビンタンなどなど、様々な見どころがあるマレーシアの首都・クアラルンプール。
マレーシアは英語が通じやすい国なので言葉の面でのハードルが低く、旅行しやすい都市といえます。
ただ、クアラルンプールは10月~2月ごろを中心に「雨季」があり、降水量の多い地域です。
1日を通して雨が降り続けることはあまりないですが、1日の間に30分~2時間程度の雨が降る日が少なくありません。
筆者は雨季である11月にクアラルンプール旅行をしました。
旅行日の1週間前くらいになると旅行日の現地の天気が気になって、毎日のように天気予報をチェックしていました。
せっかくだから晴れの日が続くといいなぁ・・・と思いながら天気予報をチェックしていたのですが、残念ながら旅行日のクアラルンプールの天気予報は芳しくありませんでした。
ほとんどの時間帯に曇りや雨のマークが並び、雷のマークまで見かける始末。
天気に不安を抱えたまま、クアラルンプールへ旅立つこととなりました。
しかし、実際にクアラルンプールに行ってみて、事前にチェックした天気予報よりも天気は良かったと思いました。
天気予報ではずっと悪天候のような印象を受けましたが、晴れている時間帯もあれば雨が降る時間帯もあるといった感じ。
スコールのように急に強めの雨が降ってくることもありましが、少し時間が経てば雨は上がりました。
雨の影響はゼロではありませんでしたが、1日まるっと予定変更を余儀なくされることはなく旅行を終えることができました。
とはいえ、できることなら旅行中は晴れていてほしいもの。
とくにクアラルンプールにあるタワーの展望台に上がる予定がある人なら、晴れた日の景色を見たいと思うことでしょう。
ただ、「雨が降る時間帯がある」というクアラルンプールの気候の性質が良いほうに転ぶこともあります。
筆者はそれを身をもって感じました。
なぜなら、KLタワーに登った際に展望台から虹を見ることができたからです。
KLタワーのスカイデッキから見えた7色のアーチ
KLタワー(クアラ・ルンプール・タワー)は標高94mの丘の上に建てられ高さ421mの通信塔です。
地上300mの位置に屋外の展望台「スカイデッキ」があり、クアラルンプール市内の景色を一望できます。
KLタワーについては別の記事で取り上げているので、そちらの記事をご確認ください。
筆者がKLタワーを訪れたのは午後4時過ぎ。
その日は午前中は結構良い天気だったのですが、昼過ぎくらいから雲が多くなってきて弱い雨が降ってくることもありました。
そんな中で到着したKLタワー。
タワーを見上げるとどんよりとした雲がみられるような空模様でしたが雨は降っていなかったので、展望台に上がることにしました。
スカイデッキへ登ってみると、全体的に雲の多い景色ではあるものの思っていたよりは明るい印象。
また、雲の流れを見ると、これから徐々に晴れてきそうな雰囲気がありました。
少し待てばもっと良い景色が見られそうだなぁ。
・・・と思っていたところ、目に飛び込んできた光景に一気にテンションが上がりました。
クアラルンプールの空に架かる7色の虹!
KLタワーから見て東方面の空に薄っすらとカラフルな帯が浮かび上がっていました。
虹といえば雨上がりに見られるもの。
さっきまで天気が良くなかったことが、この景色を見られることに繋がりました。
たまたま天気が良くなってきたときにKLタワーに登ったという奇跡的なタイミング。
旅行前にはKLタワーのスカイデッキから虹を見ることになるとは想像もしていませんでした。
ちなみに、虹が見えるのは東側の空。
KLタワーから見てペトロナスツインタワーも東側。
つまり、虹はペトロナスツインタワーと同じ方角に現れています。
ツインタワーと虹を同時に眺めることもできました。
この光景もグッドですね!
旅行の日程と天気は運次第なところがあります。
とはいえ、考えてみたらスコールや雨が多いクアラルンプールでは虹を見ることができるチャンスは意外と多いかもしれません。
クアラルンプール旅行中の雨上がりには、虹を目当てにKLタワーへ登ることを検討してはどうでしょうか。