セブに行くなら見ておきたい!新興国フィリピンの不動産
注目の新興国フィリピン
新興国の中でも今後の発展が期待されるフィリピン。
将来的に世界経済へ大きな影響を与えるとされる新興国グループ「ネクスト11」の1国として挙げられています。
2012年~2016年の間は実質GDPの成長率が5~7%で推移しており、順調な成長を見せています。
また、フィリピンの合計特殊出生率は2013年時点で3.04。
この数字はASEAN主要国と比べても群を抜いて高く、すでに1億人を超えているものの、今後さらに人口の伸びが予想されています。
さらに、フィリピンの全国平均年齢は約23歳。
労働力の中核をなす年齢層である生産年齢人口の多さも経済の成長につながる要因になります。
経済的な発展が見込まれることから、投資先としても注目が集まりつつあるのです。
フィリピンの不動産に注目
フィリピンへの投資として注目されているものの1つが不動産です。
フィリピンでは外国人が国内の土地を所有することは認められていませんが、コンドミアム(いわゆる分譲マンション)の購入は可能。
フィリピンの不動産価格はアジア主要都市の中でも低く、日本の約1/4(2015年前後)と言われており、セキュリティが高くてプールなどが付いた高級コンドミアムが他のアジアの都市と比べればかなり安く購入できるのです。
特にプレビルド物件(企画段階で販売契約する物件)は、完成までに時間はかかるものの、工事が進むにつれて値段が上がる傾向にあるため、企画段階で契約すればかなり割安で物件が手に入るといわれています。
値上がりしたところで売却して差額を得る、誰かに貸して賃料を得るなど、不動産を使ってどのように利益を上げるかは人それぞれですが、割安で手に入る可能性があることは魅力ですよね。
もちろん、必ずしも値上がりするとは限りませんし、建物が建たないということもあり得るのがフィリピン。
投資は自己責任のため、しっかりと判断を下すことは必要です。
留学時には不動産情報もチェック
大型のショッピングモールなどへ行くと、コンドミアムの説明会が行われていることも珍しくありません。
建物の完成イメージとなるジオラマが置かれ、担当者が資料などを用意している様子が見られます。
また、コンドミアムをはじめとする不動産の広告は、日本人向けのフリーペーパーなどにも掲載されています。
フリーペーパーは日本人が多い語学学校には置かれているため、セブ島留学生なら入手はしやすいです。
新興国として名の上がるフィリピンですが、エリアによってはものすごく栄えています。
フィリピンを新興国として貧しい国だとイメージしていると、発展したエリアはフィリピンではないようにも感じられるでしょう。
もちろん、それは一部のエリアであって、エリア間の格差が激しいのも事実です。
しかし、見方を変えればそういった光景があることは、今後開発が進んでいくノビシロと考えることもできます。
セブ島内でも栄えたエリアが存在しています。
あなたもセブ島留学ついでに、フィリピンの「今」を感じてみてはどうでしょうか。