SM Seaside City Cebu(SMシーサイドシティ)に行ってみた【キューブオブジェやスケートリンクも!】

SRPに造られたSM Seaside City Cebu

2015年の11月、セブ島内に新たな大型ショッピングモール「SM Seaside City Cebu(SMシーサイドシティ)」がオープンしました。

SMシーサイドシティが建設されたのは、日本のODAによって作られた埋立地であるSRP(Cebu South Road Properties)と呼ばれるエリア。
SRPはSMシーサイドシティを運営するSM Prime Holdings(SMプライムホールディングス)などが中心に開発が行っており、今後も商業施設やコンドミアムなどの建設が予定されています。

そんな注目エリアに造られたのが、総床面積は430000平方メートルでフィリピン国内で3番目に大きなショッピングモール(2016年時点)となったSMシーサイドシティなのです。

ちなみに、SMプライムホールディングスの創業者であるヘンリー・シーの一族は、フィリピンでトップの大富豪(2016年)と言われています。

海を臨む大型ショッピングモール

セブサウスコースタルロードという海沿いを走る道路沿いに位置するSMシーサイドシティ。
目の前には海が広がっています。

場所としてはセブ島の語学学校が多くあるエリアからはちょっと離れていて、ビジネスパークやITパークからタクシーで20分ほど(200~250ペソほど)。
ただ、多少距離があることや夕方になると道路が混み合うことなどから、タクシーの運転手が事前の言い値で精算を求めてくることも少なくありません。

また、MyBus(マイバス)という公共バスを利用してSMシーサイドシティに行くこともできます(15ペソ~40ペソ)。

フィリピンで3番目に大きいショッピングモールであるSMシーサイドシティに入る店舗は400以上。
ファッションやジュエリー、スポーツ用品、電化製品、PC・携帯、お土産、スーパーマーケットなど様々なショップが入っています。
その他にもたくさんの飲食店のほか、映画館やボーリング場、さらにはアイススケートリンクまであるんです!

営業時間は朝の10時から夜9時。
夜になると建物がライトアップされ、その光景が目を惹きます。

SMシーサイドシティに行ってみた

オープンから約1年が経過した2016年12月。
SMシーサイドシティに行ってみました。

タクシーを利用し、海沿いの道路を走ってSMシーサイドシティに向かいます。
奥の方に見えているのが目的地です。

だいぶ近づいてきました。

奥に見える高い建物は、The Seaside Tower(ザ・シーサイドタワー)
高さ150メートルで25階建てで、SMシーサイドシティ内から連絡口が設けられています。

キューブ型のオブジェが特徴的ですね。

この先でタクシーは建物(敷地)内に入っていきます。
SMシーサイドシティ内には、タクシー用の降車場所があるんです。

せっかくなので、タクシーを降りたあとでオブジェの近くまで行ってみました。
デカいです。

クリスマスシーズンという事もあってか、最上階まで達する大きなクリスマスツリーオブジェが立っていました。

建物内には、屋外にあるキューブ型オブジェの小型版が置かれていました。

そして、これがアイススケートリンクです。
リンク脇には何人も人がいたのですが、なぜか私が見たときには滑っている人がいませんでした。

建物内の屋外エリアであるガーデンエリア
足元は芝になっていて植物も植えられている緑の多い中庭のような雰囲気です。

子どもが遊べる遊具も設置されていました。

スプリンクラーを使った噴水のような演出もあります。

外の景色も見渡せます。
海を一望できるほか、反対側なら街の方面を眺めることもできます。

今後に期待

ザッとですがSMシーサイドシティの雰囲気を見ていただきました。

オープンして1年ということで、中は全体的にキレイで清潔感があります
また、海沿いにあるショッピングモールということで、周りの景色も楽しめるという要素もありますね。

ただ、2016年12月の時点で、テナントが入るであろう閉じられたスペースや、何かしらの工事を行っている場所の様子が少なからず目に入りました。
全体の7割ほどしか稼働していないような印象です。
今後、どんどん店舗が増えていくことを期待したいですね。

SMシーサイドシティは、同じ系列のSMモール(SM City Cebu)やアヤラモール(Ayala Center Cebu)と比べ、語学学校の多いエリアからは距離があります。

訪れる機会は限られると思いますが、海やキューブオブジェ、スケートリンクなど見どころはあるショッピングモールなので、留学中に一度は訪れてみてはどうでしょうか。

フィリピン・セブ島ガイドブック