ジンベイザメだけじゃない!オスロブの歴史的建造物(教会・要塞跡)に行ってみた

要塞跡や教会も!オスロブヘリテージパーク

セブ島にはフィリピンがスペインに統治されていた時代の歴史的な建造物が存在しています。
それは、ジンベイザメウォッチングで有名なオスロブエリアも例外ではありません。

そこで今回は、筆者がセブ島留学中に訪れたオスロブにある歴史的建造物を紹介します。

ジンベイザメスポットよりも北側に位置するオスロブヘリテージパーク(Oslob Heritage Park)
ここには要塞跡や教会、博物館などがあります。

これはバルアルテ(BALUARTE)と呼ばれる要塞跡。
バルアルテがスペイン語で「要塞」を意味し、ここにイスラム教徒からの襲撃に備えて作られた要塞があったのです。

要塞跡ということで、現在残っているのは全体のほんの一部。
中央の黒いプレートには、説明が記載されていました。

バルアルテの手前には十字架を掲げた男性の像が造られています。
この像の人物はベルメホ神父
イスラム教徒との戦いで活躍した神父さんとのことです。

これはクアルテル(CUARTEL)と呼ばれる造りかけの兵舎。
アーチ状の入り口が特徴的なブロックの囲いのようになっています。

クアルテルは中に入ることができます。
未完成ということで、見ての通り屋根はありません。

これはベルメホ神父がいた教会(Immaculate Concepcion Parish Church)です。
八角柱のような形の建物が付いているのが特徴的ですね。

教会は中を見ることもできます。
中はとてもキレイにされていて、神聖な雰囲気が漂います。

ちなみに、これは教会の入り口。
大きなトビラが開くのかと思ったら、トビラの中の枠がドアのようになっていました(笑)。

一角にはミュージアムもあります。
中の写真撮影は禁止されているそうです。

教会の隣にはスポーツ施設もありました。

私がここを訪れた日には、そこで中学生くらいのバレーボール大会が行われていました。
施設内にはバスケットボールが設置されていたので、数種類のスポーツに対応している施設だと思います。

オスロブヘリテージパークは観光だけでなく、地元の人たちが利用する場所としても機能しているんですね。